ポケットバッグｂ　作り方（フタ付き・ 2ポケット）

こちらは2ポケット・フタつきのポケットバッグの作り方のページです。
ポケットのない服を着るときに、ぜひポケットバッグを利用しましょう。
ポケットバッグは、ハンカチ・ティッシュの収納にとても便利です。
クリップの装着は、子供でもできます。
どこでもポケットやポケットポーチ、移動ポケットとも呼ばれていますよね。

移動ポケットの完成画像

ティッシュケースはなしです。

ポケットは二段になっています。
クリップは、ポケットバッグから取り外しできます。

下のポケットバッグは「ねこたま」のオックス生地（チョコミント）を使っています。

※ふた部分を別の柄にしました。2枚の生地でとても簡単に作れます。
※フタはマジックテープで留めます。（フタをボタンで留めるやり方は後述しています）

※１枚の布で作るポケットバッグの作り方はこちらです。
※こちら↓ぐらいの厚さのオックス生地を使うと良いと思います。

移動ポケットの材料＆製図

• 普通布(本体)・・・たて 17㎝ × よこ 67㎝を１枚
• 普通布(ふた)・・・たて 17㎝ × よこ 25㎝を１枚
• 普通布(ひも用)・・・たて 4㎝ × よこ 17㎝を１枚
• 接着芯（ひも用/無くてもよい）・・・たて 2㎝ × よこ 17㎝を１枚
• 25ミリ巾マジックテープ・・・2㎝ を １組
• ポケットバッグ用クリップ（バンドクリップ）・・・２個

※薄めのオックス生地を使いました。ひもには、1.5cm巾くらいのかばんテープを使っても良いです。
※他に、縫い糸・縫い針・まち針・はさみ・チャコペン・定規・ミシン・アイロンがあれば良いです。

※カラフルな↓ポケットバッグ用のクリップもかわいいです。

移動ポケット作り方の手順

❶　最初にポケットバッグ用クリップをつけるための「ひも」を作ります。
接着芯を布のウラの中央に貼ります。
接着芯を貼るとひもがしっかりします。ハリのある布なら張らなくてもOKです。

❷　布の上下1cmをおります。アイロンをかけます。

❸　さらに半分に折り、アイロンをします。
まち針で留めて、端から0.2cmで縫います。
縫いはじめと縫い終わりは返し縫いをしてください。

❹　移動ポケットの「ふた布」にひもを縫いつけます。ひもは４か所を縫いとめます。（下図参照）
返し縫いをしてしっかり縫い付けてください。
移動ポケットの「本体布」にマジックテープも縫いつけておきます。

「ふた布」にひもを縫いつけています。

移動ポケット「本体布」にマジックテープを縫い付けます。

❺　本体布とふた布を中表に縫い合わせます。
まち針で留めて、１ｃｍの縫い代で縫います。返し縫いをしてください。
縫えたら縫い代を割ってアイロンをかけます。

❻　布を表側を上にして置きます。
下図の折り目で、本体を折りたたみます。しっかりアイロンをかけてください。

❼　上側に返し口を６ｃｍほど残して、まち針で留め、縫い代1cmで下記のように縫います。
返し縫いをしてください。

❽　角を二か所、切り取ります。ミシンの縫い目を切らないように注意してください。
縫い代を割ってアイロンをかけ、返し口から表に返します。

❾　しっかりアイロンし、形を整えます。移動ポケットのふたの部分に0.2ｃｍ巾でステッチをかけます。
ひもの部分にクリップをつけて移動ポケットの出来上がりです。

移動ポケットに、ボタンとループを付ける場合

移動ポケットのフタをマジックテープではなく、ボタンで留めるようにする方法です。
レース糸40番をレース針4号で編んでループを作ります。
くさり編み32目を編んで、二段目は鎖の裏目を拾って引き抜き編みで編みます。きつめに編んだほうが良いです。
❾で、返し口の中央にループをはさみ、先にしつけして付けておきます。
移動ポケットふたの部分に0.2ｃｍ巾でステッチをかけるときに、ループも一緒に縫いとめます。
サイズ1.5cmくらいのボタンを縫い付けます。