はぎれで作るルームシューズ 作り方
こちらは、はぎれで作る大人用ルームシューズの作り方です。
布用ボンドを使って、できるだけ簡単に作ります。
ルームシューズの型紙は下にありますよ。
ルームシューズ 完成イメージ
■ハギレで作る簡単な大人用ルームシューズです。布スリッパとも言います。
■このルームシューズはお家に余っている生地で簡単に作れます。古着の生地を使っても良いです。
■かかとにゴムを通しています。かかとを踏んで履いても良いです。
■サイズはレディースのMです。型紙はこのページ内で公開しています。こちらへどうぞ。
ルームシューズの材料&型紙
型紙、はぎれ、布用ボンド、手芸用クリップ(洗濯ばさみでOK)、接着芯、その他手芸道具。
ルームシューズの底布は、デニムや帆布など丈夫な生地で。
裏布は、スケアやシーチングなど薄めの生地で。
表布は、デニムやオックスなどの生地で。
中敷きは、キルティングです。
ゴム(太さ3mmくらい)が40cmくらい必要です。
ルームシューズの型紙について
👟
【レディースMサイズ】はルームシューズ型紙、甲と踵(A3/ヨコ/100%)と、ルームシューズ型紙、底(A3/ヨコ/100%)からダウンロードできます。
【レディースLサイズ】はルームシューズ型紙、甲と踵Lサイズ(A3/ヨコ/100%)と、ルームシューズ型紙、底Lサイズ(A3/ヨコ/100%)からダウンロードできます。
(※Mサイズは靴のサイズ23cm~24cmぐらいの方向け。LサイズはMサイズよりおよそ1cm大きくなっています)
この型紙は、PDFファイルで用紙サイズはA3用紙、ヨコ、100%で印刷後、切り取ってください。
下の写真のルームシューズは、左がLサイズ、右がMサイズのパターンで作りました。
■他に、縫い糸・縫い針・まち針・はさみ、ミシン、アイロン、チャコペンが必要です。
※布用ボンドは、「裁ほう上手」というコニシのボンドを使いました。強力にくっつき、洗濯も可能です。
これを使えば針と糸がなくても、なんとレッスンバッグも作れるそうです!
手芸用クリップは無くても洗濯ばさみで大丈夫です。
ルームシューズ作り方の手順
① ルームシューズの型紙を印刷して、切り取ります。
布を型紙に合わせて切ります。
かかとは表布2枚・裏布2枚、甲は表布2枚・裏布2枚、中敷き(インソール)2枚、底布(ソール)2枚、全部で12枚です。
甲の表布と底布のウラに、厚手の接着芯を貼ると厚みが増して良いですよ。
手間でなければぜひ貼ってみましょう。
② 中敷きの周りをジグザグ縫い、または裁ち目かがり縫いをしておきます。
これでほつれを防止します。
③ かかとの裏布、甲の裏布を中表で縫い合わせます。縫い代は開いてアイロンで押さえておきます。
④ かかとの表布、甲の表布を中表で縫い合わせます。縫い代は開いてアイロンで押さえておきます。
⑤ 縫えた表布、裏布を、中表に合わせ履き口のところで縫い合わせます。
⑥ 縫えたら縫い代のカーブの部分に1cm~2cmくらい間隔で、切り込みを入れます。
表地に返して、アイロンでしっかり押さえます。
⑦ かかとにゴムを通す部分を作るため、履き口から1cm幅くらいで縫います。
甲は縫わないで、かかとの部分だけ縫います。
⑧ 縫えたらゴムを通します。ゴムの長さを調節し、かかとの端をゴムと一緒に縫い留めます。両端で行います。
余分なゴムは切り取っておきます。
⑨ アイロンで押さえた甲の部分を端から2mmくらいのところにステッチを入れておきます。
⑩ 裏布と表布を合わせて、端から3mm~5mmくらいのところで縫い合わせておきます。(※これをアッパーとします)
⑪ 底布と、⑩番で作ったアッパーを1cmの縫い代で中表に縫い合わせます。
⑫ 縫い合わせたら、縫い代にカーブに合わせてはさみで切りこみを入れます。
⑬ 切った縫い代を、底に向かって倒して、布用ボンドで貼り付けます。この時にクリップ等で押さえます。
⑭ 次に、底に中敷きを布用ボンドで貼り付けます。接着時に、文鎮などで押さえておきます。
⑮ 表にひっくり返して形を整え、ルームシューズの完成です!